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展示会の内容を豊かにし、双方向性を高めるため、書画カメラを活用する博物館の学芸員は多い。

 

国立台湾博物館(National Taiwan Museum で行われた「繪自然-博物畫裡的臺灣特展」では、科学描画の台湾での発展と進化の過程を紹介するとともに、19世紀以降の貴重な動植物図鑑の手稿が集められた。まさに科学と芸術を融合させた展覧会と言えるだろう。

 

展覧会では科学描画のイラストレーターが描く絵の拡大やノートパソコンとタブレットへの投影のため、VZ-R デュアルモード書画カメラが使用された。

 VZR實物攝影機_繪本大師_Axel_Scheffler


書籍展覧会やサイン会では訪れるファンを楽しませるため、イラストレーターにデモンストレーションを依頼することが多い。書画カメラを使用すれば、描画の過程をリアルタイムでスクリーンに投影することが可能で、観客は芸術が創作される瞬間をはっきりと目の当たりにすることができるため、イベントがより有意義なものになる。

 

ドイツの絵本の巨匠アクセル・シェフラー(Axel Scheffler)の最も有名な「もりでいちばんつよいのは?」(The Gruffalo)シリーズはイギリスにおける絵本の最高の栄誉──ケイト・グリーナウェイ賞(The CILIP Kate Greenaway Medal)にノミネートされ、さらにはスマーティーズ賞やブルーピーター児童書賞を受賞した。また改訂後は多数の賞を獲得し、多くの子どもたちに愛されるアニメにもなった絵本界の名作だ。

 

国際書籍展覧会にて前述のアクセル・シェフラー(Axel Scheffler)はIPEVOの「VZ-R デュアルモード書画カメラ」を使用して描画過程を実演した。

 
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国際書籍展覧会では「夜廻り猫」の作者である日本の漫画家・ 深谷かほる先生もVZ-R デュアルモード書画カメラを使用して、似顔絵を描く様子をスクリーンに投影した。

 

VZR實物攝影機_IPEVO_愛比科技_教育

ケンブリッジスクールオブビジュアル&パフォーミングアーツの児童書挿絵修士の莊予瀞先生が描いた「新老鼠娶親」は、アメリカの国際コンペである3X3 International Illustration Awardの優秀賞を獲得した。剪紙のコラージュを絵本に融合させることで、物語に幻想的な色彩を加えている。

 

「新老鼠娶親」の朗読会及びコラージュ体験イベントではVZ-R デュアルモード書画カメラが使用され、莊予瀞先生の指導の下、参加者は大人子供問わず、剪紙やカラーペンを使って生き生きとしたネズミのコラージュを作成した。書画カメラを利用することで、子どもたちは先生の所作をはっきりと確認することができた。