「IPEVO RMAの旅 パート1」はこちら
前回の「IPEVO RMAの旅 パート2」では、台湾の農村部の学校がIPEVOのRMAプレゼントプログラムでプレゼントされた再生品が、視覚化が重要な図工や美術の授業で書画カメラがどのように使用されるかを紹介しました。花蓮、台南、彰化、宜蘭などの農村地域の教師は、作品をスクリーンに投影し、絵画技法を実演することで、熱心な生徒に芸術についての分析を教えることができています。
今回は、これらの整備された書画カメラがどのように生徒の数学、理科、技術の学習を促進しているかを見ていきます。
南投県の乾峰國小(乾峰小学校)は、理科の実験でP2V書画カメラを使っています。書画カメラを使うことで、教師は大画面で実験のライブ映像を見せるという新しい選択肢を手に入れました。教師は席についたままで生徒に植物や虫の観察をさせるような、つまり、教師は書画カメラを使用して教材を生徒全員に明確かつ正確かつ魅力的に示すことができるようになりました。
台中市の海墘國小(海墘小学校)も、同様にP2V書画カメラを受け取りました。この技術の導入は6年生の算数の授業を一変させます。以前は、教師が角度の測り方を教える唯一の方法は、黒板の上で大きな分度器を使って、黒板に描かれた角の角度ををぎこちなく測ることでした。この方法は不便で非効率なだけでなく、メーカーが大きな定規や分度器の生産から撤退し始めたため、教師は新しいソリューションを必要としていました。現在は、書画カメラを使って、教師は通常の分度器を教科書やノートの上で扱うプロセスをライブ映像として生徒全員に見せることができるようになっています。
彰化県の羅厝國小(羅厝小学校)は、受け取ったZiggi-HD Plus書画カメラを理科の授業で、例えばスチールウール等の観察に役立てています。生徒はフレキシブルなカメラスタンドと高画質の映像を活用して、素材の細かな差異を観察します。コンパクトかつ軽量で直感的なデザインのZiggi-HD Plusの使いやすさは教師の負担を減らします。
台南の嘉南國小(嘉南小学校)はアニメーションの授業でストップモーションビデオを撮影するためにP2V書画カメラを受け取りました。以前は、スタンドに取り付けられたタブレットを使う必要がありました。この時代遅れの方法はカメラの角度が自由ではありませんでしたが、P2Vを使うことで、角度の選択肢が増えました。また、ストップモーションビデオの撮影には、より細かいレベルで画像調節ができる無料のVisualizerソフトウェアを使うことができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。読者の皆様がこの旅の記事を楽しんでいただけたことを願っています。あと1回このブログ記事のシリーズは続きます。ご期待ください。
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