少し前の話ですが、視覚に障害がある方から、IPEVO Presenter(書画カメラ用ソフトウエア)に白黒反転表示をさせる機能を追加して欲しいという要望をいただきました。白い背景色に黒い文字よりも、黒い背景に白い文字の方が見やすいとのことでした。

また、同時期にアメリカのお客様からも同じ要望をいただきました。言われてみると黒板も黒というか濃い緑の背景に白いチョークを使いますし、色を反転させたいという人は少なくないと思います。Presenterに反転機能を追加する方向で検討中ですが、実はPCの機能を使うことで簡単に色を反転させることができることが分かりましたので、当ブログで紹介することにしました。


Windowsの場合

拡大鏡の機能を使って色を反転させることができます。手順は以下の通りです。

(1)「Windowsロゴ」キーと「+」キーを同時に押して拡大鏡を起動します。「+」キーは日本語キーボードの場合、平仮名の「れ」キーのことです。
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(2)オプションアイコン(歯車のアイコン)をクリックすると、オプションのウインドウが表示されます。
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(3)「色反転を有効にする」にチェックを入れ、OKをクリックします。
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(2)と(3)の操作は初回のみ必要です。次回からは(1)のみで色の反転ができます。

色を元に戻す場合は拡大鏡を終了してください。「Windowsロゴ」キーと「Esc」キーを同時に押すことでも拡大鏡を終了することができます。

この手順と画像はWindows10のものですが、Vista / 7 / 8 / 8.1でも拡大鏡を使って色の反転ができるはずです。


Macの場合

(1)「システム環境設定」を開き、キーボードをクリックします。
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(2) 「ショートカット」タブをクリック後、左に表示される「アクセシビリティ」をクリックします。そして「カラーを反転」にチェックを入れてください。
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これで「カラーを反転」のキーボードショートカットが使えるようになりました。「control」「option」「command」「8」の4つキーを同時に押すと画面の色が反転されます。色が反転された状態で、再度これらの4つのキーを同時に押すと元の色に戻ります。

上記の手順はOS X Yosemite(10.10.5)のものです。別のバージョンのOSをお使い場合は、設定方法およびショートカットキーが少し異なるかもしません。

なお、Windowsでは色を反転させた状態でキャプチャを取ると反転された色でキャプチャできますが、Macでは色を反転させた状態でもキャプチャ画像は反転前の色のままでした。

色を反転させると黒や暗い色が多くなるので、目には優しいかもしれません。自分も仕事で目を酷使しているので、目が疲れた時に色を反転させてみたいと思います。


以下2017/03/27 追記です。
 弊社のソフトウェアでも動画の反転ができるようになりました。詳細はこちらをご覧ください。